水分補給をしっかりと。
札幌も桜が咲き始めて、お散歩するにも気持ちの良い季節になってきましたね。
けれどもこの気持ちの良い季節は、脳梗塞の患者さんが増加しはじめる季節とも言われています。
脳梗塞とは、簡単に言うと血液の固まりが脳の血管を塞いでしまう病気です。
今頃の季節は、気づかないうちに冬場よりも汗をたくさんかいているにも関わらず
身体はまだ冬の状態に慣れているので喉の渇きを感じにくいそうです。
汗をかいたりして体内の水分が不足すると、血液が固まりやすくなり
血管を詰まりやすくしてしまいます。
早朝から午前中にかけては、脳梗塞の発症が一番多い時間帯と言われています。
何故ならば、就寝中は呼吸や発汗によって想像以上に多くの水分が身体から奪われますが
就寝中は水分補給が出来ないので血液がドロドロになりやすいこと、更に夜中から明け方にかけては
血圧が下がり気味になるので血流が滞り、脳梗塞を発症しやすい状態になりやすいからです。
脳梗塞の予防として、就寝前にコップ1杯の水を飲む事が効果的と言われています。
ただし、医師から水分摂取の制限をされている方や、治療中の病気がある方は
主治医の指示に従ってくださいね。